頭でっかちにジャニーズとジャニヲタを知るための読み物まとめ
私の検索方法が悪いのかあまりこういうのを見かけないので自分のためにもまとめてみました。
「ジャニーズとジャニヲタ」と銘打ってしまいましたが「アイドル」くらいの気持ちでお願いします。きちんと読んでいるものもありますがほとんどはさらっと見ただけか全く読んでないです。順番もバラバラです。あと酒飲みながらこれやってますすみません。
ほかにこんなのも!というのがありましたらぜひ教えてください。
・「アイドル「オタク」の宗教性」斧屋(2004)
東京大学文学部の卒業論文です。モーニング娘。と2ちゃんねるとモーヲタについての考えという感じ。「はじめに」にて
女性アイドルは、男性アイドルに比べ移り変わりが激しく、より時代性を捉えているので、現代の宗教性を見るのに、女性アイドルのオタクを分析したほうが有効と思われるのだ。男性アイドルは、「男性アイドル=ジャニーズ」と言ってもよいほど、ジャニーズ事務所に所属するアイドルが常にトップアイドルとして君臨し続けた。そしてファン、オタクも、そうした強固なアイドルシステムの中で一定の性質を保っているように思われ、少なくとも女性アイドルのオタクほど時代的な移り変わりはない。
とあるようにジャニーズについての考察はないです。(最後まで読んでません)
ただ自分が「ジャニーズって宗教みたいだな~」ってところから調べ始めたときにこれを最初に見つけて、アイドルとかアイドルファンも卒論の研究対象になるんだ!って思えたので挙げました。ネットで無料で読めます。
⇒http://www.geocities.jp/moaning_moron/soturon1.html
卒業論文だと「アイドル文化の宗教性ーAKB48の場合ー」(2012)というのもすぐ見つけられました。
⇒http://www.tufs.ac.jp/insidetufs/kyoumu/doc/yusyu24_06.pdf
・『アイドル領域 vol6』斧屋 編著(2014)
先ほど挙げた卒論を書かれた斧屋さんが中心となって編集しているアイドル批評誌。vol6の特集は「演じる」となっていて、「中島健人は恋に落ちない(香月孝史)」というテーマでSexy Zone 中島健人についても取り上げられています。(JMK中島健人ラブホリ王子様に堕ちてどうしようもない時にこれ目当てで購入しました)
「芳賀ゆい」についても取り上げられているのが面白いです。
コミケで頒布されているものですが、amazonで通販されているものもあります。私はamazonで購入できました。
・『アイドル進化論 南沙織から初音ミク、AKB48まで』太田省一(2011)筑摩書房.
70年代~最近までのアイドルの移り変わりが分かるような感じです。
アイドルにとって歌ってやっぱり大切なんだな!って思えました(バカ発言)
ジャニーズについての記述もありますがジャニーズ全般よりもSMAPとキムタクについてのページの方が多く割かれている気がします。スマヲタが読むと「う~ん」って感じかもしれない。
・「「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う」(香月考史、2014)
「アイドル領域vol6」でケンティーについて取り上げていた方。購入したけどまだ読んでません。今ペラっとめくったら目次だけでも面白そうだったのでいつか読みます。女性アイドル中心という感じかな。
・『21世紀の現実 社会学の挑戦』宮台真司・鈴木弘輝 編著(
2004)ミネルヴァ書房.
第1部・第1章「ポピュラー文化の危機―ジャニーズ・ファンは"遊べているのか”(辻泉)」、ポピュラー文化を第一期・第二期・第三期に分け、第三期の代表的な存在(アイドル)にSMAP周辺のジャニタレが挙がっています(光GENJIは第二期)。 アイドルというよりはむしろジャニヲタとその友人関係についての調査・考察が主で面白いです。ただ2004年時点の研究ということもあり一昔前のジャニヲタ、という印象は受けるかも。
・『文化社会学の視座―のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化』南田勝也・辻泉(2008)ミネルヴァ書房.
手に取ったこともないので全く内容わかってないです。ジャニーズファンについて書いてあるらしいのでいつか読みます。「自己評価が低く異性関係にあまり積極的でない」といったジャニヲタの解説があるらしいこわい
結構前にちょろっと読んだだけなので変なこと言えないのですが、プロレスとももクロ(たまにAKB)って感じ・・・ジャニーズの事は取り上げられていないけれどジャニヲタが「ジャニーズにはまってしまったジャニヲタの私」語りしているのと同じかもしれない。
・・・とりあえずこのくらいです~読んだらまた更新します、あと著者のTwitterアカウンとも後で載せて置きたい。。。