TVの国から

乙女は度胸♥︎男は愛敬

カメラのむこう 木村拓哉と中島健人

 

監督だけでなく「撮影スタッフもみんなビックリした」のが木村が演じる三村新之丞と檀れい演じる妻の加世とのシーン撮影中の出来事だ。2人が会話を交わして、新之丞は立ち上がると隣の部屋へ移動してふすまを閉める。その後は妻が1人でふすまごしの夫に話しかけるという場面が続く。つまり、ふすまの向こうにいる夫(木村)は映らない。監督が「おつかれさまだよ」と木村にはけても良いと声をかけると「でも、ふすまの向こうにいるんでしょ。ここにいます」と彼は帰ることなくずっと残っていたのだ。*1

 

(「僕らの音楽」、山田洋次監督と香取慎吾の対談より、2011年8月5日放送)

 

 

撮影初日に、司君を呼び止めるシーンで、20テーク以上やり直したシーンがあったんですけど、私だけが映るシーンなのに、(司役の)中島健人さんが、ずっと向かいにいてくれたんですよ。「全然いいよ、何度でもいいよ、いいものを作り上げていこう」って言われて、感激しましたね。

 

(「AKB48新聞」、共演者の橋本奈々未さんインタビューより、2013年4月)

 

 

またきっと見返したくなると思ったのでこちらに保存。

 

 

 

 

 

*1:
「もっと若ければ友達に」。山田洋次監督が惚れた木村拓哉の“仕事ぶり”。 | Techinsight|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト